羅臼昆布には、天然・養殖・黒・赤とあります。
温暖化のせいか夏の日差しが強く湿度の多い日が続きますので、
現在は生昆布から乾燥機に入ります。養殖・オニ昆布は、天日に干すと
赤昆布になりますが、白粉がふきやすく見た目が悪く、等級が下がるため
製品化する漁師さんがいません。
本当に美味しい昆布なのに、見た目が重視される。
何年か前、養殖を生産している漁師さんが乾燥機に入りきらない昆布を
浜で干したら白くしてしまったとのこと
富山県人の方でしたから、親戚に送ったら喜ばれるよと教えて上げました。
私も頂いて黒部・生地の叔母さんたちへ送りました。
町であったら大変喜ばれたとたいそう御礼を言われました。
白い粉ふいた干し芋・干し柿…・・・同じ運命体ですね。
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